初めまして!MIDORIYAです!
【ご挨拶】妻:山井 緑
もともと幼少期から動物に関わる仕事がしたいと思っていました。小学生の頃、自宅には猫が14匹、犬2匹と一緒に住んでいましたので動物と過ごすことが当然の日常でした。
しかし中学生の頃、病気をした際に看護師さんに手厚く看病して頂き、看護師んさんに強いあこがれをもち、高校卒業後に看護師になりました。しかしながら19歳の時に結婚して、専業主婦として子育てに追われる毎日を過ごしました。
旦那は公務員だったのですが、32歳の時に事業を始めたいとのことで独立し化粧品会社を立ち上げます。お陰様で事業は順調に成長し、少し余裕ができた時にTVで「ノルウェージャンフォレストキャット」を見て旦那とともに一目惚れ。
ペットショップだと30万円前後するので、ブリーダーを探し縁のあったブリーダーから購入しました。その時、旦那がブリーダーという仕事に興味をもち、会社経営のかたわら知人のペットショップで修行をはじめだすと、あれよあれよという間に、資格取得、ノルウェージャンが増えていきました。
もちろん私も手伝うこととなったのですが、幼少期に動物と係わる仕事がしたいと考えていたのが、こんな形で実現するとは夢にも思っていたので本当に嬉しいです。
現在は旦那と2人で、たくさんのノルウェージャンに囲まれながら、楽しくブリーダーをさせてもらっています。
【ご挨拶】夫:山井 龍己
夫婦2人三脚でノルウェージャンのブリードを福岡で行っています。
夫婦共々49歳、子供5人の7人家族(現在上の子3人は巣立っていきましたので残り2人)高校卒業後、陸上自衛隊に入隊し14年ほど勤務していました。
元来猫好きで、常に自宅に5匹程度の野良猫&子供5人(一時期は家が動物園みたいでした(笑)と楽しい猫ライフを過ごしていました。
はじめてノルウェージャンに出会ったのが10年前、偶然TVに写ったノルウェージャンに一目惚れし「こんなにゴージャスで格好良い猫がいるのか!!」と衝撃を受け、次の日には近くのペットショップに駆け込みます。
しかしお値段が30万円ほどするとのこと、当時5人の子供を養う私には手が出せず、落ち込んでいたところ、妻が「ブリーダーから直接買えば安いんじゃない?」と教えてくれました。
ネットで調べてみると、確かにペットショップより価格は安いし、可愛い子も多かったので、ご縁があったブリーダーからノルウェージャンを安く購入することができました。この時「ブリーダーって良いな♪」これがノルウェージャンのブリーダーを始めるきっかけとなります。
それからブリーダーという仕事に興味をもち、知人に20年ほどペットショップ&ブリーダーお店を営む経営者がいましたので「無給でいいから働かせてくれ!」と頼み込み、仕事の合間をみては犬、猫のお世話をしながら、ブリーダーとしての知識を深め、徐々に頭数を増やしていき、現在25頭のノルウェージャンブリーダーを営んでいます。
※現在もそのお店には週1~2日は通い、ブリーダーとしての勉強を行っています。
私がノルウェージャンのブリードを行う上でとくに気を遣っているのが衛生面です。猫の健康を維持するために、朝、昼、晩の清掃の他に消毒・殺菌を徹底して行います。
さらに、感染の原因となる目に見えない細菌類を除去するために空気清浄機を常に運転し、菌そのものの除去と感染の媒介となる埃の除去を行い、猫ちゃん達の健康管理に万全を尽くしております。
化粧品の知識を生かし、化学物質や臭いの元、ウイルスなどを吸着分解する光がないところでも働く光触媒を使用することで万全を期しています。アパタイト被覆二酸化チタンに高分子シルクを融合させることによって、人体に安心安全な光触媒です。
当猫ハウスにお越しの方が「獣臭が気にならない!」とビックリされるのを見るのが楽しみです。
健康面は信頼のおける「かかりつけの獣医師」の指示のもと行うことを第一としています。
猫の寿命は10数年あります。その間家族の一員としてともに過ごす猫ちゃんですので、こちらで出来うることは全て行い、万全の状態でご縁のあった方達に子猫をお渡しできるように尽力しておりますので、これをご縁にどうぞよろしくお願い申し上げます。
ブリーダーとして大切にしていること!
大きな体にフサフサ&フワフワな被毛、高級感あふれるノルウェージャンフォレストキャットを目指してブリードを行っています。当猫舎では見た目もさることながら、それ以上に猫の社交性を重視しています。
重視項目は2つ「遺伝による性格形成・生活環境による性格形成」です。
【遺伝による性格形成】
人懐っこく、フレンドリーにスリ寄ってきてくれる、社交的な猫になるかどうかは、親猫(父親)の遺伝子が関係すると考えられています。社交的な親から生れた子猫は社交的になりやすく、逆に社交的ではない親から生れた子猫は社交性が低くなるとされています。
当猫舎では、いくら見た目が美人、イケメンでも、社交的ではない親猫による繁殖は一切行っていません。穏やかでスリスリすり寄ってくる、撫でればのどを鳴らしてウットリする、そんな性格の親猫に子作りをお願いし、社交的な子猫を育てるようにしています。
(当猫舎に見学に来られたら方には親猫も全てお見せしています。)
【生活環境による性格形成】
猫が他の動物との社交性を学ぶ期間を「社会化期」と呼びます。猫の社会化期は生後3〜60日の間とされています。この時期に他の動物と適切な接点をもたないと、社交的ではない猫になってしまいます。社会化期の間に人間と触れ合うことで、人間に対しても社交的な猫に育ちやすいと言われています。
ある機関の研究結果では、生後10日前後から人間の手に触れていた子猫は、人間に慣れやすく、社交的な猫になるとされています。つまり、社交的な猫に育てるためには、この時期に人間の愛情を適正に注いであげることが大切なのです。
現在は動物愛護法により、原則として生後50日未満での販売は禁止されているため、ブリーダーやペットショップから購入した猫は、既に社会化期が終わりつつあります。そこで大事になるのがブリーダーの飼育環境です。
当猫舎では子猫の「社会科期」を考え、生後10日前後から徐々に人間が子猫と触れ合うようにしています。さらに1人の人間より複数人と触れ合った方がより社交的になるというデータがありますので、子猫のお世話は4人以上で行うよう心がけています。
親猫からの愛情は無論、兄妹との遊びや喧嘩、人との馴れ合いを通して、適応力や判断力を養い、社会性を身につけ、ルールやしつけなどたくさんのことを学んでいけるよう尽力しています。